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    日米貿易協定における関税削減について

    2019/09/27

    2019年9月25日 米国カリフォルニア州フォルサム発 - カリフォルニアくるみ生産者は、日本に輸出されるくるみの関税が即時削減となる今回の日米貿易協定締結を歓迎しています。

    協定の施行により、剥き身くるみに対する10%の関税は即時撤廃されます。「この協定は、くるみに関して公正・公平な市場アクセスを提供し、我々カリフォルニアくるみ産業界のみならず米国農業界全般にとって有益なものです。私たちは長期に渡り米国通商代表部(USTR)と連携してきましたが、今回の結果に至った彼らの鋭意努力に謝意を表します」と、カリフォルニア くるみ協会 会長のウィリアム(ビル)・キャリエールは述べています。

    また、カリフォルニア くるみ協会 危機管理委員会 副会長のジャック・マリアニは、「この30年間、我々の産業界は米国農務省(USDA)マーケット・アクセス・プログラム(MAP)を通じ5800万ドルを超える予算を投下し日本市場の開拓に努めてきましたが、本協定で更なる成長機会を得ることができると期待しています」と加えました。

    日本はカリフォルニアくるみ産業界の主要輸出相手国で第4位に位置し、年間殻付換算で8000万ポンド(36,287MT)以上、また金額にして9000万ドルを超えるくるみが出荷されています。これはまた、カリフォルニア産くるみを同州主要輸出品目中、第4位へ押し上げることに貢献しています。「この協定によりカリフォルニア産くるみは日本の消費者にとってより身近なものになり、“くるみはカリフォルニア”という市場における位置を更に確固たるものにするでしょう。また、これまで未開拓であった市場への参入機会を与え、くるみの汎用性や栄養面でのベネフィットが更に日本の消費者の皆様に浸透することを期待しています。よって、我々産業界と日本の業界・消費者の皆様双方が利益を得るでしょう」と、協会CEOのミシェル・コネリーは語ります。

    2019年8月31日締の昨年度、日本市場はカリフォルニア産くるみ総出荷量の約6%を占め、3550万ポンド(16,103MT)の剥き身くるみが出荷されました。過去5年間、10%の関税にもかかわらず日本市場は44%の成長を達成しています。この強い需要と消費は継続すると見込まれており、今回の関税削減はカリフォルニアの4800軒を超えるくるみ生産農家と約90社のくるみ加工業者に新たな商機を与えます。


    カリフォルニア くるみ協会は引き続き積極的にUSTR、USDA、連邦議会議員らと連携し、同産業界が抱える関税交渉や非関税障壁の最前線にくるみを確実に据えるよう取り組んでいきます。