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カリフォルニアくるみについて
くるみは、その苗木が植えられてから収穫のできる成木に育つまで6~8年の歳月が必要です。栽培にあたっては、剪定から灌漑まで、きめ細かな気配りがつづけられます。こうした栽培農家の人々の丁寧なケアでくるみの木は百年もの間その実を結ぶといわれています。
収穫は、その年の秋頃。8月下旬、丸々太った緑色の外皮が割れ始めるとくるみの収穫が始まります。収穫は11月下旬まで続きます。
ツリーシェーカーで木を揺すると、1本の木から何千個もの実が地面に落ちてきます。それを収穫機で集め、洗浄して外皮を除去し、乾燥の工程へと送られます。
カリフォルニア くるみは、世界で最も厳しいといわれるカリフォルニア州の検査基準をも上回る徹底した品質管理のもとで生産されています。その工程は先端技術が数多く駆使され、品質の一定したくるみを提供する努力が続けられています。
洗浄し、外皮を除去したくるみは、品質を保つために最適な水分の含有量8%になるまで機械で空気乾燥し、サイジングや抜け殻の除去を行い、最後は人手によるハンドソーティングの検査を行います。
むき身の場合は、乾燥後、機械により殻を割り、高精度な技術によって不純物を除去し、最後は、やはり人手によるハンドソーティング検査を経て、パッキング。外気や臭気を避けながら最適な温度・湿度で保管し、出荷されます。