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2010/02/28
発表年月 | 2010年2月 |
書名 | Diabetes Care.2010 Feb;33(2):227-232 |
著者 | Ma Y, Njike VY, Millet J, Dutta S, Doughty K, Treu JA, Katz DL |
研究機関 | Yale University School of Medicine |
概要 | 2型糖尿病の成人24名(女性14名、男性10名)の無作為化クロスオーバー単純盲検試験を実施した。被験者に、通常の食事に加えてくるみを1日56g(2oz)摂取する生活を8週間、通常の食事のみを摂取する生活を同じく8週間送るよう指導した。これら2種類の期間の順序は無作為に指定し、期間と期間の間に8週間のウォッシュアウト期間を設けた。各8週間の治療期終了後に内皮機能試験と心血管バイオマーカを評価した。 |
結果 | くるみなしの食事後と比較して、くるみを含めた食事後の内皮機能(心血管リスクを予測する強力な因子)は有意に改善した。くるみを含めた食事は2型糖尿病の内皮による血管拡張を改善し、その結果心臓病のリスクが全体的に低くなることが確認された。この研究は限定的であるため、さらなる研究により、2型糖尿病患者の内皮機能と血中脂質に対するくるみの具体的な働きを明らかにする必要がある。 |