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2007/06/30
発表年月 | 2007年6月 |
書名 | Ann Intern Med.2007 Jun11;167(11):1195-1203 |
著者 | Fito M, Guxens M, Corella D, Saez G, Estruch R, de la Torre R, Frances F, Cabezas C, Lopez-Sabater Mdel C, Marrugat J, Garcia-Arellano A, Aros F, Ruiz-Gutierrez V, Ros E, Salas-Salvado J, Fiol M, Sola R, Covas MI; for the PREDIMED Study Investigators |
研究機関 | Spanish Ministry of Health and PREDIMED Study Investigator Facilities and Affiliations |
概要 | 『Prevencion con Dieta Mediterranea(PREDIMED)』とは、地中海食が心血管疾患の一次予防に 及ぼす影響を評価するための長期的多施設試験。本研究では心血管リスクの高い55〜80歳の男女372名を被験者とし、低脂肪食もしくは以下の2種類の地中海食のいずれかを割り付けた。 1) バージンオリーブオイルを含めた地中海食 2) ミックスナッツ(くるみ15g、ヘーゼルナッツ7.5g、アーモンド7.5g)を含めた地中海食 3カ月経過した時点で、被験者の酸化ストレスマーカの変化を評価した。 |
結果 | 3カ月の介入後、LDL値は2つの地中海食群で低下した(オリーブオイル群−10.6U/L、ナッツ群 −7.3U/L)。一方、低脂肪群では変化は見られなかった。本研究の被験者に見られた、LDLコレス テロールに対する酸化的損傷の減少は、地中海食が冠動脈性心疾患発症を予防する機序の1つで ある。 |