California Walnut Nutrition & Health

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糖尿病

くるみは糖尿病患者にとって適正な栄養補給源!

くるみを含む食事は初期の2型糖尿病と関連して生じるインスリン抵抗性(すい臓から分泌しているホルモンのインスリンが、標的とする細胞(筋肉や脂肪)に十分作用しない状態)の問題に体が対処するのを助けることができる、とされています。また2型糖尿病患者が毎日ひとつかみのくるみを食べると、心臓を守るのに重要なオメガ3などの多価不飽和脂肪酸の推奨摂取量を達成するのに役立つということが発表されました。

2型糖尿病患者の栄養補給に適するくるみ

糖尿病とくるみ

ぜいたく病と言われることも多い糖尿病ですが、現代日本では40歳以上の10人に約1人が糖尿病と言われてきています。さらに近年では糖尿病の人は急激に増えてきており、他人事では決してありません。糖尿病の人は、狭心症や心筋梗塞になる確率が糖尿病でない人の倍以上になると言われ、重い糖尿病の場合、その確率はさらに上昇します。これは長期間血糖値が高い状態にさらされた血管が硬くなって動脈硬化を引き起こし、血栓という血の固まりができやすくなったり血管自体が細くなって、やがて完全に詰まったりするからです。

このように糖尿病患者の心臓は常に危険にさらされています。さらに糖尿病患者は厳しい食事制限を強いられることから、適切な栄養を摂ることが大変難しいと言われています。2型糖尿病患者が毎日ひとつかみのくるみを食べると、心臓を守るのに重要な多価不飽和脂肪酸(オメガ3など)の推奨摂取量を達成するのに役立つということが判明しました。オーストラリアで行われた、この研究結果はJournal of the American Dietetic Association(JADA)2005年7月号に発表されています。

国際糖尿病センターで栄養保健専門教育ディレクターを務めたことのあるマリオン・J・フランツ(理学修士、登録栄養士、公認栄養士、認定糖尿病指導者)は、この研究について「2型糖尿病患者にとって、適正な種類の脂肪をバランスよく摂るのは重要だが難しい。くるみを取り入れることで栄養目標の達成が容易になったということは、糖尿病患者および栄養勧告を出す臨床家や糖尿病指導者にとって有益で役立つ情報だ」と述べています。

以上の研究結果は、米国糖尿病協会(ADA)の雑誌DiabetesCareの2004年12月号に発表された研究から発展したものであり、この研究では、2型糖尿病患者がくるみを含むホールフード食を摂るとLDL(悪玉)コレステロールを10%も減少させられることを示しています。

筆頭研究者のリンダ・タプセル博士(認定実践栄養士、オーストラリアのウーロンゴン大学にある国立機能性食品センターオブエクセレンス所長)は「くるみを利用すれば、オメガ3多価不飽和脂肪酸を簡単かつ手軽に食事に取り入れることができる。くるみは特に糖尿病患者にとって重要である。なぜならくるみは糖尿病患者の食事管理に不可欠な要素である間食に利用できる手軽な食品だからである」と言っています。

さらにタプセル博士は、くるみを含む食事は初期の2型糖尿病と関連して生じるインスリン抵抗性(すい臓から分泌しているホルモンのインスリンが、標的とする細胞(筋肉や脂肪)に十分作用しない状態)の問題に体が対処するのを助けることができる、としています。